2015年10月29日
鍋洗いを食べる?「ヘチマの味噌煮」〜三笠食堂・那覇市

沖縄に泊まる時、昔はホテル自慢の沖縄料理の朝食が付けて宿泊していたのだが、最近は食堂やレストランで食べることにしている。
食堂やレストラン?
何て思うかもしれないが、沖縄では24時間営業のお店が非常に多い。
2000年より前の頃には沖縄企業のファミレスはあれど、本土系のファミレスは一切無かった。
というと間違いなのだが、実際には一度出店して撤退したらしい。
さて、那覇市のビジネス街である久茂地交差点から歓楽街の松山交差点の間、国道58号線に面してある24時間食堂が「三笠食堂」。
深夜の飲み屋街から少し外れた位置ではあるが、そのお店の従業員やタクシーの運転手が利用するお店。
地元に愛される店の一つですな。
訪問時はまだ夏であったので、夏の味覚である「ナーベラーンブシー」を注文。
「ナーベラー」とは、「鍋洗い」の事。要するにヘチマの繊維質を利用してたわしを作った昔からの呼び名なんですね。
大きめの島豆腐がゴロゴロ入って、程よく甘さのある味噌味。
たっぷりのヘチマがたまりません。
ヘチマの味は伝え辛いけど、キュウリがなすくらい柔らかくなって、少し土臭さがある感じです。
慣れるとこれが最高です。
また、お皿にご飯が載っているのも沖縄の食堂らしいところでもある。というより、三笠食堂っぽさとでもいうのでしょうね。
国際通りにある店とちょっと違った、沖縄っぽさ満載の店です。
Posted by 伊豆人(いずんちゅ) at 17:06│Comments(0)
│沖縄料理・そば 沖縄県
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